ギンノカクレガ のガラス小物は、『フュージング』という技法で作られています。
大好きなキノコモチーフを例に、
ご説明しましょう。
これが使用する素材。
『板ガラス』と『ミルフィオリ』です。
ミルフィオリは、千の花、という意味で、様々なうつくしい模様が描かれています。
ガラスでできた細い金太郎飴のようなものを、小さくカットしたパーツです。

このような専用工具で、板ガラスをカットし、組み合わせます。

お好みで『ミルフィオリ』を置いてゆきます。
細かいパーツは、フュージング用のノリで貼り合わせます。

ギンノカクレガでは、このような電気炉を使用しています。
白くてコロンとしたこのフォルム! 何かに似ていませんか?
そう
雪のカマクラそっくり!
日本では『ゆきんこ』という愛称で親しまれている電気炉です。
電気炉内の板に並べます。
可愛く仕上がりますように・・・・♡

蓋を閉めて、スイッチON!
徐々に温度を上げ、高温で焼き上げます。
さあ、できました!

最初は尖っていた平面なガラスも
加熱により、まるで水飴のように溶けて表情が変わります。
キラキラ光り輝くこの瞬間が、フュージングの楽しいところであり、
一番の魅力であると思います。
金具を付けてアクセサリーにしたり、オブジェにしたり、お皿を作ったり・・・。
夢はふくらみます。
さあ、次はなにをつくろうかなぁ!?